北京から帰国時のことだが、関空の税関で、最近、荷物をあけられる事が実に多い。荷物が少ないからだと思う。しかも、いつも通関を一番で突破し、態度を忙しそうにしているからだ。税関の立場では、URAは一番怪しい人物かもしれない。だって、グズグズすることは嫌いだし、関空快速に早く乗りたいからだ。その足で、職場へ向かうので、1分たりとも時間が貴重だからだ。
そんな時に限って、荷物をあけられてしまう。「その重いカバンには何が入っているのですか」「重くないです。何も入っていません」「(カバンをあけながら)これは何ですか」「額ですよ」「額ですか。では、見せてください」「どうぞ。100元のガラクタです。最近、よくあけられます。どうしてですか」「そうですか。ところで、何か申告するものはありますか」「何もありません。いつもあけられますが、どうしてですか」「(笑いながら)毎度ありがとうございます」。あー時間を3分ほどロスした。写真は3.5元(1元=15円)の福。