2004年3月1日(月)、帰国の日だ。10時45分頃に迎えがあるという業者からのメモが、ホテルの部屋に入っていた。昨夜の話では、王師傳は、北京の空港の印章店で勤務とのこと。2004年2月から始めた仕事で、久しぶりに雇われ者となった。給料は7000元(1元=15円)とのことだが、実際、どうなったのか、今度確かめてみたい。
彼の話では、いつもは愛車(自転車)で通勤していると言う。時間は片道2時間30分で、驚異的である。バスを利用すると、1度の乗換えで、1時間30分程度で着くらしい。費用は2元。空港バスだと16元、所要時間50分程度となる。
北京の空港では、免税店ブースの書店の近くでちゃんと勤務していた、小姐が客引きをして、王師傳が印章を彫っていた。老板(主人)もたまに顔を出していた。
URAが1時間ほど滞在した間に、お客は3人で、韓国人1人、欧米人2人が印章を頼んでいた。価格は1本あたり100元で、高いと言えば高い。
最後は、ゲートまで、王師傳の見送りを受けて、URAは雲の上のヒトとなったが、不思議な気分となった。今度は、GWでの北京行きを計画しており、再会が楽しみだ。