まあ、そんな訳で、2005年、恒例の北京の旅が終了した。最近は、グルメ(北京ダックと羊のシャブシャブ)、散髪と按摩、買物(甘栗、靴、ブレスレット、本)、観光(温泉、街歩きなど)で、北京滞在を楽しんでいる。
中国の抗日運動は大いに結構だが、日本人観光客の北京離れが恐い。日本人が少ない分、私がカモとなって、商売人の餌食となるからだ(苦笑)。土産物屋の主人や小姐は皆心配している。「日本人が少ない」と…。2005年の夏は、本当に観光客が少なかった。津波のタイも激減したらしい。警戒心は大いに結構だが、観光旅行は、そんなに問題はない。「自己責任」を問う政府も政府だが、戦禍のイラクとは事情も違う。一番、困っているのは、お互いの国の庶民である。(写真は売れていない「私の北京物語―好朋友―」(㈱たいせい)の表紙」)