2004年7月29日(木)14時30分頃、右手の掌を手術した。手術は、当然人生ではじめてのことだ。
前夜、軽めの睡眠薬、下剤を飲まされ、21時30分に就寝。翌日は06時に起床。今度は浣腸だ。数分後にトイレに駆け込んだが、成果はわずかだった。朝飯と昼飯は当然食べない。当初、お昼過ぎの手術予定だったが、急患とかで、14時30分に手術室入りとなった。13時過ぎから点滴が始まり、準備は完了。手術室では、手術台に寝た途端に、左足首に何かされて、知らない間に手術は終わっていた。全身麻酔だ。「終わりましたよ」という医師の言葉で目が覚め、17時には4人部屋のヒトとなった。口には酸素マスク、左手には点滴があった。21時、遅い夕食をとった。左手で…。URAの目覚めの最初の言葉は「ありがとう」。感謝の気持だった。喉に空気送りの管を入れられた関係で(本人は気がつかず)、声はかすれてしまった。